コンタクトは2weekでなく1dayを使うべき理由

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確定申告ラプソディ

今月は確定申告に忙殺されました。

昨年は土地売却のほか、損害賠償訴訟和解金と破産管財人からの分配金もあったので、所得はかなりの額になりました。

このため、毎年お願いしている税理士さんとの間でのやり取りに相当時間がかかっています。

お互い神経を擦り減らす日々を重ねていますけど、税金はキチンと納めなければなりませんからね。

少し前に元国税職員が脱税指南で告発・起訴された事件がありましたが、実は私は10年ほど前に「資産管理会社をつくろう学校(=シサツクプラス)」に通っていて、その時の講師の一人がナントこの元国税職員だったのです!

一報を受けて、

ゆきぬこ

これ、ひょっとしたら参考人として事情聴取があるかも・・・

と思いましたけど、今のところ何もありません。

このシサツクプラスについては、いずれ稿を改めて記事にしようと思います

今回は財産債務調書も提出しなくてはならないのですが、以前と違って現在は6月中に出せばOKに変わったので助かっています。

とはいっても、目を酷使しなくてはならない事情に変わりはありません。

装着感のソフト、ケアしやすいハード

私がコンタクトレンズを使い始めて35年以上たちます。

国内では現在1500万人を超える人が装着しているそうです。

小学高学年で視力が一気に落ちて以来、ずっと眼鏡をかけていました。

当時の眼鏡は度が強いと、いわゆる「牛乳瓶の底」のようなレンズで重くなり、またレンズが曇りやすいという欠点もあって、運動時の着用には向いていませんでした。

そのため、バイトで稼ぐようになった大学入学と同時にコンタクトレンズに切り替えたのです。

同じく大学進学後にコンタクトに切り替えた姉はソフトレンズでしたが、私はハードレンズにしました。

今とは違い、ソフトもハードも一定期間繰り返して装着していた時代です。

私は大体2年を目安に買い替えていました。

周囲からは

悪友の一人

2年で交換だぁ?なんて贅沢なヤツなんだ

と言われたものですが。

ソフトもハードも一長一短があります。

ソフトレンズは日々の手入れとして、加熱して消毒を行う面倒な「煮沸消毒」が必要でした。

今でもコンタクトは「高度管理医療機器」ですが、当時ソフトコンタクトの認可の際に、生理的食塩水で煮沸消毒することが義務付けられたためです。

実際、姉は専用機器を使用して毎晩ソフトコンタクトを煮沸消毒していました。

これはおもにアメーバや雑菌対策だったようです。

当時、水道水にも生息するアメーバによる失明に対する注意喚起が報道されていた記憶が残っています。

一方でハードは煮沸不要で手入れは簡単ですし、酸素透過性はソフトより優れているので長時間装着が可能です。

しかし、手入れは大変でも、装着感は圧倒的にソフトレンズの方が上。

とにかく、ハードレンズは異物が目に入ろうものなら、耐え難い痛みとともに涙が止まらなくなります。

大学時代を過ごした札幌は、規制前だったので、春先は花粉に加えてスパイクタイヤが削り取ったアスファルトの粉塵が大気中を黄砂のように舞い、ハードコンタクト利用者にとっては悪夢そのものでした。

仕方がないので、この期間だけは眼鏡をかけていました。

目前に広がる新世界

それにしても、生まれて初めてコンタクトレンズを装着した時の感動は未だに忘れられません。

視力が落ちるまでは当たり前だった、眼鏡なしでモノがハッキリクッキリ見える世界。

ホント目の前の世界が変わりました。

何を見てもモザイクがかかっていない。

大袈裟ではなく思ったものです。

ゆきぬこ

世界はなんて美しいのだろう!

そう、こんな感じ。

普通の運動はもちろん、スキューバダイビングだって違和感なく楽しめました。

確かに、度付きの水中マスクはあるにはあります。

しかし視力にも個人差があります。

私のように、強い近視+満月が16個に見えるくらいの乱視の持ち主だと、度付きにほとんど意味はありません。

喪失の危険性と隣り合わせだったとはいえ、コンタクトをつけて潜って見た海の中の世界は格別でした。

亡母の介護が始まって続けられなくなるまで100本近く、慶良間や八重山・小笠原の海に潜りましたが、幸いにも一度もコンタクトを失くすことなく、サンゴ礁の海を泳ぐ熱帯魚やマンタ・タイマイ・イソマグロの大群を堪能できました。

その一方で、日常生活ではコンタクトを幾度となく落とし、失くしたのも1枚や2枚ではありませんでした。

ハードには水分が含まれていないので、ソフトみたいに長時間経っても干からびるという危険性はありません。

強度的にも、踏みつぶさない限り、まず破損はしません。

だから、昭和時代は落としても見つかれば使えると思われてきました。

コンタクトはかなり高価な買い物だったからなおさらです。

しかし実際にはどうなのでしょうか?

2weekか?1dayか?

前世紀、地面に落としたコンタクトを、居合わせた人たちも手分けして探す、心温まるシーンをアニメでもドラマでもよくみかけたものですが、これはあまり感心しないものだったりします。

硬くて頑丈といっても、地面に落とした時、そして拾い上げる時、表面には小さなキズが無数につきます。

特に縁廻り。

しかも、洗浄液で洗ったとしても、路上や人の手の様々な雑菌は残ります。

表面の無数のキズと雑菌。これらが組み合わさった状態で目に入れるのは健康上悪いに決まっています。

特に雑菌は、アメーバと同じで、下手をすれば失明だってありえます。

結局、ハードでもソフトでも、長期間コンタクトを使い続けていれば、雑菌増殖・汚損・破損のリスクをともないます。

だから、使い捨て、できれば毎日交換する1dayタイプがよいという必然的な答えが導き出されるわけです。

ゆきぬこ

毎日交換なら手入れは不要ですし、万が一破損しても新しいレンズと交換すればいいだけのことですからね

ダイビング中にマスクが外れてレンズを紛失しても、また新しいレンズを装着すれば問題は解決します。

つまり、目から外れたり外したりしたら、そのレンズは廃棄。

替えが効かない目の健康を考えればこれが最善最良の選択肢なのです。

現代は眼科医も使い捨てコンタクトを薦めるはずです。

技術の進歩で酸素透過性もソフトもハードと同程度になっています。

特にハードを使わなければならない理由はありません。

さて、使い捨てコンタクトは2weekか?1dayか?はよく意見の分かれるところ。

結論からいえば1dayということになります。

2weekも2週間使い続ける以上リスクはあります。

表面的なコストが優れていても、最悪失明になる可能性を考えれば、潜在的なコストは2weekの方が圧倒的に高い。

だから私も1dayにしています。

ところで、失明をもたらしかねない雑菌増殖の原因はどこにあるのでしょうか?

レンズ洗浄の不徹底か?それとも保存洗浄液の経時劣化か?

実は意外なことに、保存ケースなのです。

レンズは使い捨てでも、保存ケースをずっと使い続ける人は多い。

このために、レンズにではなく保存ケースで雑菌は繁殖してしまうのです。

ゆきぬこ

1dayを使用すべき最大の理由は、レンズそのものではなく「保存ケースを必要としないこと」にあるのですよ

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